カソルラがアーセナルのコーチかSDとして帰ってくる? 「引退したらコースを修了して、どうなるか考えたい」

現役時代から良好な関係を保つアルテタとカソルラ Photo/Getty Images

現指揮官アルテタとは仲良し

現在レアル・オビエドに所属する元スペイン代表MFサンティ・カソルラは、古巣であるアーセナルにコーチかスポーツディレクターとして帰ってくる可能性を否定しなかった。『The Athletic』が伝えている。

カソルラは先日のイプスウィッチ・タウン戦でエミレーツ・スタジアムを訪れていた。2018年にアーセナルを退団して以来、初めて古巣の本拠地を訪問した。彼に気づいたアーセナルファンは歓迎の意を示していたようだ。「(ミケル・)アルテタとは何度も話をしていたけど、日程や状況の都合で、アーセナルの試合を見に行くことはできていなかった」とカソルラは語った。

ファンから今も愛されるカソルラがコーチとして帰ってくるのではないかと何度か噂になったことがあるが、カソルラはインタビューの中で、「まだ分からない」と前置きしながらも、その可能性について語っている。

「こないだ、ミケルがコーチ養成コースは修了したかと聞いてきたんだ。引退したら修了して、そこから試してみて、どうなるか考えてみようと思う。シャビはかつて私に、コーチになりたくなかったと言っていた。でもコースを修了したら、彼の中で何かが目覚めたようだ」

インタビューの中で、カソルラは理想的なチームのバランスについても語っているが、同メディアはカソルラが将来のスポーツディレクター候補であるように思えるとも伝えている。

「私はサッカーをたくさん見て、若い選手を追いかけるのが好きなんだ。スポーツディレクターの方が向いていることを示しているかもしれないが、私はオフィスに留まることはできないと思う。ピッチやロッカールームにいるのが好きなんだ。いずれにせよ、私は今のところまだサッカー選手であると考えているよ」

現在はまだ選手であることに集中したいと語ったカソルラだが、アーセナルのスタッフとしてアルテタのチームに入閣することはあるのだろうか。両足の魔術師とも称されたテクニシャンから、アーセナルの選手たちが学ぶところは大いにありそうだ。


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