「アーセナルはもう一人のアタッカーを獲得しなければタイトルを獲得できない」 夏に逃したストライカー獲得は今冬実現するのか

アーセナルにはやはりストライカーが必要か photo/Getty Images

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サカ、ジェズスが長期離脱

今シーズンもプレミアリーグタイトルを目指すアーセナルは今冬の移籍市場での動きが注目を集めている。

特にハムストリングを負傷したブカヨ・サカと左膝の前十字靭帯の負傷で手術が必要になったガブリエウ・ジェズスの2人を長期離脱で欠くことなった前線をアーセナルは補強しなければならない。

サカの代役となる右サイドを主戦場とするアタッカーやストライカーなど様々な選手の噂が現在浮上しているが、リヴァプールOBジェイミー・キャラガー氏は、英『The Telegraph』のコラムにて、アーセナルはこの問題を夏に解決しておくべきだったと綴る。
「彼らがペースを落とせば、フラストレーションがどこに向けられるかは明らかだ。長年にわたって正当な懸念事項となっている攻撃力不足は依然として解決されていない。昨夏、もう一人の攻撃的選手よりもミッドフィルダーのミケル・メリーノを優先的に獲得したのは間違いだったようだ。メリーノは試合の流れを変えるような選手ではない。今シーズンの前半戦で目にしたすべてが、プレシーズン中になされた議論を裏付けるものだった」

「数カ月前に、私はチェルシーはGKとセンターバックを獲得しなければタイトルを獲得できないと書いた。最近の彼らのパフォーマンスから彼らの弱点がどこにあるのかを露呈した。アーセナルはもう一人のアタッカーを獲得しなければタイトルを獲得することはできない。ブカヨ・サカとガブリエウ・ジェズスの負傷前からそれは真実だった。今月末までに対応しなければ、それは怠慢である。カイ・ハフェルツ、レアンドロ・トロサール、ガブリエウ・マルティネッリの攻撃陣を維持しても成し遂げることはできないからだ」

サカの代役、そして9番タイプのストライカーはここ最近のアーセナルの補強課題として挙げられてきた。クラブも獲得へ動いていなかったわけではないが、まだこの課題は解決されないままとなっている。

サカとジェズスの負傷により、今冬のアタッカー補強はタイトル獲得に向けて必須となるが、アーセナルは誰の獲得に動き出すだろうか。

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