一昨季は10ゴール、昨季も10ゴール、それが今季はもう20ゴール フリック・バルサで激変したハフィーニャのキャリア

バルセロナで活躍するハフィーニャ photo/Getty Images

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得点を量産できるアタッカーへ大変身

11月から12月にかけて失速したところはあるが、ハンジ・フリック率いるバルセロナでは攻撃陣が好調だ。実績抜群のロベルト・レヴァンドフスキ、伸び盛りなラミン・ヤマルはもちろんだが、何よりのサプライズはFWハフィーニャかもしれない。

ハフィーニャは2022年に加わったブラジル代表アタッカーだが、決して得点を量産するタイプではなかった。一昨季は全コンペティション合わせて10ゴール、昨季も同じく10ゴール、それが今季はすでに20ゴールを記録している。一昨季と昨季の合計得点数にあっさりと並んだのだ。

フリック体制で1番変わった選手とも言えそうで、今月は12日に行われたレアル・マドリードとのスーペルコパ・デ・エスパーニャ決勝で2ゴール1アシスト、15日に行われたレアル・ベティスとのスペイン国王杯・ベスト16で1ゴールを記録しており、2025年のスタートも抜群だ。
スペイン『MARCA』は「ハフィーニャの才能が解き放たれた」と取り上げているが、フリックはそのきっかけを作った指揮官と言える。以前はウスマン・デンベレがいたため、ハフィーニャは絶対的な主力というわけではなかった。しかし現在ではキャプテンマークを巻くゲームが増えていて、若手が目立つバルセロナにおいてチームリーダーの1人となっている。

同メディアは得点部分以外の献身性も高く評価していて、今のバルセロナで絶対外せない選手の1人だ。

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