ルックマン、オシムヘンらがいるのにアフリカ予選“0勝” 2026W杯へピンチなナイジェリアが新指揮官を招聘「出場できると信じている」

前線のタレントは揃っているナイジェリア photo/Getty Images

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攻撃的サッカーでW杯出場を目指す

2026ワールドカップ出場へ雲行きが怪しくなっているチームの1つがナイジェリア代表だ。

2026年大会からは出場国が32から48に増加しており、それに伴って各大陸の出場枠も増加。アフリカもこれまでの4.5枠から8.5枠へと増加していて、出場のハードルは下がっている。

ただ、アフリカでも強豪の1つに数えられるナイジェリアは現在予選で大苦戦中だ。アフリカ予選のグループCに入っているナイジェリアはここまで4試合を戦い、0勝3分1敗でグループ5位に沈んでいる。アフリカ予選は各グループ首位がワールドカップ出場権獲得、2位の中から成績上位4チームがプレイオフに出場できるレギュレーションのため、5位のナイジェリアは完全に圏外だ。
この状況下で、ナイジェリアは指揮官交代に動いた。昨年6月より指揮してきたオーガスティン・エグアボン氏に代わり、エリック・セク・シェルを招聘した。

シェルは攻撃的なサッカーをしたいと意気込んでいて、ナイジェリアをワールドカップへ導きたいと意欲を語っている。

「サッカーとはゴールを決めるものだ。私は攻撃的なサッカーが好きで、それが哲学だ。ナイジェリア国民の期待は分かっている。スーパーイーグルスをワールドカップへ導く目標に向かい、コーチ陣と協力しながら取り組んでいくよ。このチャンスをくれたサッカー協会、国民に感謝したい。これは素晴らしい仕事だ。ナイジェリアがワールドカップに出場できると信じている」(『ESPN』より)。

チームにはアタランタFWアデモラ・ルックマンやガラタサライFWヴィクター・オシムヘン、レヴァークーゼンFWヴィクター・ボニフェイス、ミランFWサミュエル・チュクウェゼなど攻撃のタレントは揃っている。攻撃だけで押し切れるほど単純ではないが、彼らをワールドカップで見たいと考えているサッカーファンは多いはず。

まずは予選での初勝利が欲しいが、シェルの招聘はナイジェリアを変えるか。

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