カタール、ギリシャに続いて“4大陸目”のメキシコへ コロンビアのエース・ハメスが12カ国も渡り歩くとは予想外だった?

ハメスは今年からメキシコへ photo/Getty Images

メキシコのクラブ・レオンへ

自身でもここまで移動の多いキャリアになるとは予想外だったのではないか。今月13日、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは所属していたラージョを離れ、メキシコのクラブ・レオンと契約を結んだ。

ハメスは2014年のワールドカップ・ブラジル大会で一気に知名度を上げ、その年の夏にレアル・マドリードへと移籍。そのままビッグクラブで長く活躍していく選手になると予想されたが、その日々は長く続かなかった。

クラブ・レオンへの移籍は、ハメスにとって4大陸目でのプレイを意味する。コロンビアのエンビガド、アルゼンチンのバンフィエルドの選手として南米でプレイした後、FCポルトやモナコ、レアル、バイエルンなど欧州へ、2021年には中東カタールのアル・ラーヤンへ向かい、そして今年より北中米・メキシコのクラブ・レオンでプレイすることになる。

プレイした国の数で見ると、これが12カ国目。特に近年はアル・ラーヤン、ギリシャのオリンピアコス、ブラジルのサンパウロ、スペインのラージョ、メキシコのクラブ・レオンと、かなり移動が激しくなっている。

クラブでのキャリアは描いていた理想とは異なっているかもしれないが、クラブ・レオンは今夏のクラブワールドカップ出場権を持っている。それはハメスにとっても魅力的なものとなり、視界の先にはコロンビア代表として戦う2026ワールドカップ北中米大会があるはず。ワールドカップを見据えてメキシコでプレイするのも悪くない選択肢のはずで、33歳を迎えているコロンビアの司令塔がメキシコのリーガMXでどんな輝きを放つか楽しみだ。

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