冨安、ホワイト、カラフィオーリらがいれば…… またもアーセナルはサリバ不在のゲームで勝ち切れず

アーセナルはアストン・ヴィラ戦をドローで終えた photo/Getty Images

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怪我人がいなければプレミアトップクラスの守備陣だが……

18日にプレミアリーグ第22節でアストン・ヴィラと対戦したアーセナルは、2点を先制したところから追いつかれて2-2のドローに終わった。

アストン・ヴィラの攻撃も見事だったが、アーセナルにとって悔やまれるのはDFウィリアム・サリバの欠場だ。ミケル・アルテタ政権でのアーセナルはサリバ&ガブリエウ・マガリャンイスのセンターバックコンビが軸であり、2人はフル稼働を続けてきた。それが今節はサリバが欠場することになり、他の怪我人を含め最終ラインの選手層の薄さが浮き彫りとなってしまった。

『The Athletic』はサリバ依存の解消は出来ていないと取り上げており、アーセナルにとっては痛すぎる取りこぼしだ。
「アーセナルはサリバへの依存を防ごうと移籍市場で最大限の努力を見せたが、状況は変わらなかった。サリバ出場時のアーセナルは勝率71.8%を誇るが、不在時は38.5%まで落ち、1試合平均1.7失点を喫している。過去2シーズンもサリバの負傷がタイトル獲得失敗の主因だった。本来はティンバー、ベン・ホワイト、カラフィオーリ、冨安というサイドバックとセンターバックの両方をこなす優れたDF陣を揃えているが、今回はティンバーしか起用できなかった」

怪我の問題さえなければ、アーセナルの守備陣はプレミアでもトップクラスの選手層を誇る。しかし今季は怪我が目立っており、選択肢は限られてしまっている。

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