ようやくシティに復活の兆しが見えてきた? ペップはイプスウィッチ戦での手応えを語る 「選手たちは自分たちが何者だったのかを理解した」

マンCの指揮官ペップ photo/Getty Images

6-0で快勝したシティ

プレミアリーグ第22節でイプスウィッチと対戦し、6-0の大勝を飾ったマンチェスター・シティ。

大量ゴールだけではなく、選手個人個人のパフォーマンスも素晴らしく、90分を通して相手を圧倒。第20節でウェストハムに4-1で勝利した時、「復活には程遠い」とコメントした指揮官のペップ・グアルディオラもこの日の選手らのパフォーマンスには満足しているようだ。チームが復活したとは断言しなかったが、イプスウィッチ戦のパフォーマンスにはこれまでにはなかった一貫性が見られたと同監督は英『Sky Sports』に語った。

「このチームを過去10年間特徴づけてきたことをまたやり始めた。3ポイントを獲得し、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得に近づいたことを本当に嬉しく思う。来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得は非常に厳しい戦いになるだろう。ベストではないかもしれないが、自分たちのゲームに一貫性がある。 それらのほとんどは、私たちが勝利した過去の試合では起こらなかったことだ」

「この結果は明らかな理由で重要だったが、選手たちは自分たちが何者だったのかを理解した。長い間、私たちは自分たちらしくなかった。多くの理由があった。怪我もその理由のひとつだったが、それだけではない。私たちはもし自分たちがこうすれば、競争できる、あるいは自分たちが好きなことをして楽しむチームになれると気づいた。選手たちがそれを感じてくれることを願っている。私たちは最近、自分たちが何を失ったのかについて、たくさん話し合った」

今シーズンはかつてないほどの苦戦を強いられ、自信を失っているかのように見えたシティ。ここ最近は勝利していたが、らしくないミスやパフォーマンスが目立った。そんななか、今節のチームは昨シーズンまでのシティのようだったとペップは感じたようだ。

ミッドウィークのCLリーグフェーズ第7節のパリ・サンジェルマン戦を皮切りに、チェルシー、アーセナル、ニューカッスル、リヴァプール、トッテナムとリーグ戦ではビッグマッチ続きとなるが、ペップ・シティはここを乗り切れるか。


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