レアルでNewセルヒオ・ラモスとなれるか CBの層が薄い中で期待される21歳・アセンシオ「最も似ている選手がラモスであることは事実」

レアルでの将来が期待されるアセンシオ photo/Getty Images

負傷者も出ている現在はアピールのチャンス

センターバックに負傷者を抱えるレアル・マドリードでは、守備的MFを本職としてきたオーレリアン・チュアメニをセンターバックに回すケースが目立っている。ただ、この起用法はサポーターからの評判があまり良くない。

2-5で完敗した今月のスーペルコパ決勝・バルセロナ戦でもチュアメニのパフォーマンスは疑問視されることになり、指揮官カルロ・アンチェロッティの人選にも厳しい目が向けられた。

そんな中で期待を背負っているのは、21歳と若いDFラウール・アセンシオだ。まだまだ経験は浅いが、センターバックを本職とするアセンシオに任せてみるべきとの意見も多い。

レアルは19日にラ・リーガ第20節でラス・パルマスと対戦したが、このゲームでは直前にチュアメニが左足の違和感を訴えて欠場。アセンシオがセンターバックの先発に入り、4-1の勝利に貢献している。

果たしてアセンシオはここからチームの主力になっていけるだろうか。『Buenas Noches y Buenos Goles』にて、ラス・パルマスのユース時代にアセンシオを指導したミゲル・ゴンザレスはセルヒオ・ラモスに近いDFになれると期待をかける。

「彼は常に良いポジショニングをしているし、動きも良い。改善すべき点もまだまだあるけどね。彼はセルヒオ・ラモスと似たところがある。時にアグレッシブすぎるプレイがミスに繋がることもあるが、彼はこれからも成長を続けるだろう。私はそう確信しているんだ。もっとも、ラモスとの比較は大きなプレッシャーがかかるから、比較されるのは怖いだろう。それでも最も似ている選手がラモスであることは事実だ。ラウールは気持ちも強く、献身的でリーダーの素質がある。マドリーでも主将になれる選手だと思う」

ゴンザレスは忍耐強くチャンスを待てば、レアルで主力DFになれる日がくると確信しているようだ。センターバックに負傷者が続出している現在は絶好のチャンスと言えるが、後半戦でどこまでインパクトを残せるだろうか。

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