オナナよりもデ・ヘアの方が優れている? フィオレンティーナで躍動のデ・ヘアにマンUファンは何を思うか「デ・ヘアもまだ活躍できる選手」

マンUのゴールを守るオナナ photo/Getty Images

続きを見る

ブライトン戦でもミスが起きてしまった

さすがに言い訳の許されないミスだろう。マンチェスター・ユナイテッドは19日にプレミアリーグ第22節でブライトンと対戦し、1-3で敗れた。

このゲームで致命的なミスを犯してしまったのがマンUのGKアンドレ・オナナだ。1-2で迎えた76分、ブライトンが右サイドからグラウンダーのクロスをペナルティエリアへ送ると、これにオナナが反応。飛び出してキャッチしようとしたが、イージーボールをまさかのファンブル。これをブライトンFWジョルジニオ・ルターに拾われ、決定的な3点目を奪われてしまった。

このミスを受け、英『Daily Mail』が重ねたのがフィオレンティーナで活躍するGKダビド・デ・ヘアだ。デ・ヘアといえば2011年から2023年までマンUのゴールを守ってきた守護神だったが、2023年の夏に退団。1年間フリーの期間を経て、昨夏にフィオレンティーナに加入している。
オナナのパフォーマンスが不安定なこともあり、同メディアはデ・ヘアの方がまだまだ優れているとの見方を示しているのだ。

「オナナは今季のユナイテッドで活躍している選手の1人ではあるが、ブライトン戦での失点に直結するミスなど、目立つミスが評価を落としている。チームがリーグで13位に沈んでいることも状況を悪化させている。今季オナナはすでに4回も失点に繋がるミスを犯しているが、一方でデ・ヘアは1度もミスがない」

「一流のGKが30代後半までビッグクラブに留まるのは珍しいことではない。ノイアーは38歳の今もバイエルンで頼れる選手であり、ブッフォンは43歳までユヴェントスに留まった。34歳のデ・ヘアもまだ活躍できる選手だ。フィオレンティーナは彼の恩恵を受けていて、セリエAでチームは6位につけている。Optaによれば、デ・ヘアは枠内シュートのうち72.5%をセーブしており、これはプレミアリーグに置き換えてもトップクラスの成績となる。対照的にオナナのセービング率は63.7%に留まる」

結果論ではあるが、フィオレンティーナではデ・ヘアが絶賛される機会が増えている。特に決定機を阻止する力ではデ・ヘアの方が上と評価でき、デ・ヘアは今もマンUで結果を出せたはずだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.301 好調クラブ戦術解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ