モイーズ復帰でエヴァートンに起こった変化 プレミア残留に向けてより攻撃的なチームに 「ボールを奪い返したら、前線の選手たちはもっと前に出る必要がある」

モイーズはエヴァートンを立て直せるか photo/Getty Images

トッテナムから3点を奪う

エヴァートンでプレイするセネガル代表FWイリマン・エンディアイエはデイビット・モイーズ監督が監督に復帰したことでチームに起こった変化を『Mirror』にて明かした。

エヴァートンは2023年1月より指揮官に就任したショーン・ダイシ監督の解任を決断し、2013年以来となるモイーズ監督の復帰を決行した。復帰2戦目のプレミアリーグ第22節のトッテナム戦(3-2)で初白星を挙げたが、同監督が就任以降、より攻撃への意識を高めるようにチームが変わっているという。

「モイーズがきてから調子が上がっている。ボールを奪い返したら、前線の選手たちはもっと前に出る必要がある。ゴールに近づき、お互いの距離も縮まってきた。それが我々の望んでいることだ。それが自由というものなのかどうかはわからないが、チーム全体がうまくかみ合っている。それが一番大事なことだと思う。最近あまり勝てていなかったので、これは気分が良い」

自分たちのボールになった際、FW陣はゴールを目指して前進する意識をチーム全体で共有できていると語るエンディアイエ。今節までエヴァートンは直近のプレミア6試合で1ゴールと火力の部分が不安視されていたが、トッテナム戦では前半で3ゴールを挙げた。エースストライカーのドニミク・カルヴァート・ルーウィンにも第4節以来のリーグ戦ゴールが生まれている。

順位は依然として16位と気が抜けない状況であることには変わりないが。モイーズ率いるエヴァートンは今節の勝利で勢いにのれるか。次節はブライトンとのアウェイゲームを控えている。


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