「リーズ史上最高のバーゲン補強の1つ」 ボールも奪えて、パス成功率リーグ第5位の91.8%記録する田中碧はすっかりリーズの人気者となった

リーズでプレイする田中碧 photo/Getty Images

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プレミア昇格を目指すクラブのキーマンに

プレミアリーグ昇格を目指すリーズ・ユナイテッドにて、日本代表MF田中碧は絶対的戦力となった。

今季よりリーズに加わった田中は、中盤に怪我人が出たこともあって昨年10月よりスタメン入り。そこからの活躍ぶりは圧巻の一言で、すぐにポジションを確保してみせた。現在も4日のハル・シティ戦、19日のシェフィールド・ウェンズデイ戦と2試合連続得点中だ。

英『BBC』は「リーズの歴史において、田中ほど瞬く間に成功を収め、ファンの信頼をつかんだ選手もいない。290万ポンドという移籍金はリーズ史上最高のバーゲン補強の1つだ」と絶賛する。
開幕直後はスタメンに入っていなかったにも関わらず、ここまで田中はイングランド2部のMF部門第6位となる1448本のパスを成功させている。パス成功率はリーグ全体第5位の91.8%と安定感も抜群だ。

守備面の奮闘も見逃せないポイントで、MF部門ではリーグ第11位となる53回のタックルを成功させている。パスも出せてボールも奪えるセントラルMFは理想のモデルだ。

まだ混戦ではあるが、リーズは27試合を消化した時点で勝ち点56を稼いで首位に立っている。2位シェフィールド・ユナイテッド(55ポイント)、3位バーンリー(53ポイント)、4位サンダーランド(51ポイント)とまだまだ安心できる状況ではないが、プレミア昇格の目標へ近い位置にいるのは間違いない。

後半戦も田中はキーマンの1人であり、来季はプレミアの舞台で戦う田中を見たいところだ。

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