エリオットが値千金の勝ち越し弾!リヴァプールがリールを破ってCL決勝T進出確定

決勝点をあげたエリオット(右) photo/Getty Images

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序盤から一進一退の攻防

21日(現地時間)、リヴァプールはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節でリールと対戦し、2-1で勝利した。

コンパクトな守備ブロックを形成し、相手ボール時にはハイプレスからの即時奪還をめざすスタイルを指向する両チームの対戦は、序盤から球際での激しい攻防が続く互角の展開で推移する。

互いにボール保持から決定的なチャンスを作り出せずにいた中、リヴァプールが得意のトランジションから先制点を奪う。34分にコスタス・ツィミカスが中盤で奪ったボールをカーティス・ジョーンズが素早く前線へ供給。このパスに反応して相手守備陣の背後に抜け出したモハメド・サラーがゴールキーパーの動きを冷静に見極めて左足でボールをゴールに流し込み、リヴァプールがリードを奪って前半を終える。
後半に入って59分にアイサ・マンディがこの日2枚目のイエローカードで退場処分となって数的不利での試合を余儀なくされたリールだが、その直後の62分に試合を振り出しに戻す。62分に左サイドからの折り返しがリヴァプールのゴール前でこぼれたところをジョナサン・デイビッドが左足で押し込み、リールが同点に追いつく。

リヴァプールは失点直後にライアン・グラフェンベルフに代えて遠藤航を投入。アレクシス・マクアリスターを2列目に上げて勝ち越し点を狙いに行く。すると67分、遠藤同様に途中出場のハーヴェイ・エリオットがコーナーキックからのこぼれ球を拾ってペナルティエリア外から左足でミドルシュート。相手選手に当たってコースが変わったボールはそのままゴールネットに吸い込まれ、リヴァプールが再び1点のリードを奪う。

その後、リールも一人少ない状況ながらも果敢に攻め上がって同点をめざしたがスコアは動かず2-1のまま終了。リヴァプールがリーグフェーズでの無敗を継続し、決勝トーナメントへストレートインとなる8位以内を確定させた。

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