自チームを「史上最悪のチーム」と酷評したアモリムにギャラガー氏が反応 「今まで聞いた監督の発言の中で最も奇妙でばかげたもののひとつ」

マンチェスター・ユナイテッドのアモリム photo/Getty Images

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ブライトンに1−3の敗戦

マンチェスター・ユナイテッドは現地時間19日に行なわれたプレミアリーグ第22節のブライトン戦にて1−3で敗北した。この結果ユナイテッドは13位に転落し、今季ホームで6回目の敗戦となった。

今季は開幕から思うような結果を残せずにいるユナイテッド。昨年10月にエリック・テン・ハーグ前監督を解任し、スポルティングCPで結果を残していたルベン・アモリム監督を招聘したものの状況は好転せず。シーズン途中ということもあり戦術も浸透しきっておらず、直近10試合で4勝1分5敗。リーグ戦に至っては直近10試合で3勝しかしていない状況だ。

ブライトン戦後、アモリム監督は会見で「私たちはマンチェスター・ユナイテッド史上最悪のチームだ」と酷評。「見出しが欲しいのはわかるが、それを認めて変えなければならないから言っているんだ。さあ見出しをどうぞ」とコメントしチームの現状を嘆いた。
この発言にかつてリヴァプールで活躍したジェイミー・キャラガー氏が、イギリス『Sky Sports』にて「今まで聞いた監督の発言の中で最も奇妙でばかげたもののひとつだと言わざるを得ない」と批判。この発言はクラブと選手への批判をさらに呼び起こすだけだとコメントした。

「なぜそんなコメントをするのか......評論家なら、私のような立場の人間ならそういうコメントをするものだが、彼がそれで何を得るのか、何のメリットがあるのか分からない」

「マンチェスター・ユナイテッドが弱いのは誰もが知っている。ブライトンとのホームゲームでも敗れた。タフなシーズンであることも、弱いチームであることも分かっている。彼は気を緩めただけだ。この発言は残りのシーズン、ずっと彼について回ることになるだろう」

「私が言いたいのは、マンチェスター・ユナイテッド史上最悪のチームのひとつだと監督が言っているのに、今からシーズン終了までの間、どうしてドレッシングルームに入り、彼らを鼓舞し、相手が誰であろうと鼓舞し続けることができるのかということだ。彼がそこから何を得るのか、私にはまったく理解できない」

今季ブライトンにシーズンダブルを許したユナイテッド。23日にはヨーロッパリーグ・レンジャーズ戦、26日にアウェイでフラムとの試合があるが、現在の苦境を脱することができるのか。

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