上手さ、賢さよりもスピードが重要視される時代に? フサノフ、レイスらマンチェスター・シティの若手にみられる共通点と

サッカーもアスリートが支配するスポーツになってしまうのだろうか photo/Getty Images

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上手さと賢さだけでは難しくなるだろう

アヴドゥコディル・フサノフとヴィトール・レイスの獲得を発表したマンチェスター・シティ。両者ともに若いCBで、将来に期待できる2人だ。

『Manchester Evening News』は今回獲得した2人含めシティに所属する22歳以下のプレイヤーはスピードのある選手が多いと分析している。

近年はよりアスリート能力の高さが評価されるようになっており、シティのストライカーであるアーリング・ハーランドはまさにその象徴といえる選手だ。上手さ、賢さ、そしてトップレベルのスピードまで備えている。正式な発表はまだだが、加入が濃厚といわれているフランクフルトのオマル・マルムシュは「一流のスピードと危険なドリブル」が最大の長所であると評価されている。
シティといえばリコ・ルイスのようなサッカーIQを武器に戦う選手を育成するイメージが強いが、今後もそれは変わっていくのだろうか。

シティのアカデミーディレクターを務めるトーマス・クルッケン氏は「試合のスピードは確実に上がるだろう」と今後のサッカーの変化について言及しており、スポーツディレクターであるチキ・べギリスタイン氏と密にコミュニケーショを取って新たなアカデミーの育成計画を作成していくという。

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