「シーズン前にシャヒンに期待しすぎたのかも」 絶不調ドルトムント、マテウス氏が挙げるシャヒンの後任候補は

ドイツ代表監督を務めてきたレーヴ photo/Getty Images

シャヒンに託したのは失敗だったか

ブンデスリーガ18試合を消化し、7勝しか挙げられず10位に沈むドルトムント。今季よりチームを指揮するヌリ・シャヒンへ厳しい視線が向けられており、さすがに10位は許される順位ではないだろう。

シャヒンの立場はかなり怪しくなっていると言えるが、後任を選ぶならば誰が理想的だろうか。独『Bild』によると、解説を務める元ドイツ代表のローター・マテウス氏は元ドイツ代表監督ヨアヒム・レーヴをプッシュする。

「長期的には分からないが、一時的には解決策になると思う。今のドルトムントが何を計画しているかは分からないけどね。我々はシーズン前にシャヒンに期待しすぎたのかもしれない。レーヴならばまず状況を落ち着かせられるはずで、長期的に新しい指揮官を探す時間を作れるだろう」

シャヒンはドルトムントのOBだが、指導者としての経験は浅い。開幕前にはFWセール・ギラシやマクシミリアン・バイエルら即戦力を補強したが、それが結果に繋がっていない。

レーヴは2021年にドイツ代表監督を離れてからフリーの時間が続いているが、ドイツ代表での実績は確かだ。クラブを指揮するレーヴの姿が見たいと考えているファンは多いはず。

まずは欧州カップ戦出場権獲得ラインまでチームを立て直す必要があり、シャヒン体制のままでは厳しいかもしれない。

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