イチロー氏が米野球殿堂入り 注目された得票率は満票ならずもMLB史に残るスター選手を上回り、歴代2位

メジャー通算3089安打の記録を持つイチロー氏 photo/Getty Images

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394人中393人が投票

米国野球殿堂は日本時間22日、イチローこと鈴木一朗氏の殿堂入りを発表した。

今月16日に日本でも殿堂入りを果たしたイチロー氏は、日本人選手初の米野球殿堂入りとなった。

注目されたのは、その得票率。日本野球殿堂入りした際は、有効得票数349票のうち323票を獲得し、得票率92.6%で、候補1年目では1960年に選出されたヴィクトル・スタルヒン氏の97・3%、1994年の王貞治氏の93・2%に次いで3番目に高い数字だった。
今回は満票での選出が期待されていたが、結果は99.7%。投票者394人中393人が投票し、わずか1人のみが投票しなかった。これまで満票を獲得しているのは、メジャー史上最多652セーブを挙げたニューヨーク・ヤンキースの守護神マリアノ・リベラ氏ただ一人。残念ながらイチロー氏は史上二人目の快挙とはならなかった。

ただ彼が獲得した得票率は、ヤンキースで活躍したデレク・ジーター氏に並ぶMLB史上歴代2位タイの記録で、ハンク・アーロン氏やノーラン・ライアン氏・ベーブ・ルース氏といった球史に残る大スターの数字をも上回る。

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