途中出場の遠藤航がリヴァプールの決勝トーナメント進出に貢献 現地メディアはこぞって評価「リヴァプールを支え続けた」

途中出場したMF遠藤航 photo/Getty Images

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63分に途中出場

リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航がチャンピオンズリーグのリール戦で途中出場。試合後に現地メディアから高評価を受けた。

リヴァプールは現地時間21日に行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第7節でリールと対戦。ホームで行われたこの試合は34分、カーティス・ジョーンズのスルーパスに反応したモハメド・サラーが、相手ゴールキーパーの動きを見極めて左足でシュート。リヴァプールが先制するが、62分にジョナサン・デイビッドの得点でリールが同点に追いつく。しかし67分、ハーヴィー・エリオットがコーナーキックからのこぼれ球を拾ってシュート。相手選手に当たってコースが変わりそのままゴールネットに吸い込まれ、リヴァプールが再び1点のリードを奪う。結果的にこれが決勝弾となり2−1でリヴァプールが勝利。リヴァプールが決勝トーナメント進出を決めた。

この試合63分にドミニク・ショボスライに代わって途中出場した遠藤。積極的なプレスからボールを奪い、相手の攻撃の芽を摘むタックルを何度も仕掛けるなど攻守において勝利に貢献したが、現地メディア『This is Anfield』は選手採点で10点満点中7点の高評価をつけ、「同点に追いついた後、(アレクシス・)マクアリスターを前線へ送り出してプレイできるようにした。レッズ(リヴァプール)を支え続けた」と評価。『Liverpool Echo』は「相手を抑え込み、フリーキックを獲得するトレードマークの場面もあった。最高な遠藤」と記した。またリヴァプール専門サイトの『Liverpool.com』では、「タックルも堅実で、彼が出場するまではややトップ下に偏りがちだった中盤のバランスを取るのに十分だった。日本人のカメオ出演としては十分だった」と各メディアから称賛された。
約30分ほどの出場であったがしっかりと役割をこなした遠藤。チームはこれでリーグフェーズ7戦全勝となった。

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