CLフェイエノールト戦で完敗のバイエルン キミッヒ「僕らはトップレベルのチームではない」

フェイエノールトに敗れたバイエルンの選手達 photo/Getty Images

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敵地で3失点&完封負け

22日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節でフェイエノールトと対戦し、0-3で敗れた。

決勝トーナメントにストレートインとなる8位以内確保に向けてどうしても勝ち点3がほしかったバイエルンは序盤からボール支配率で上回り、優位に試合を進めたが、自陣に引いて守備を固めたフェイエノールトからゴールを奪うことができない。

すると、21分に手薄になった背後のスペースをつかれてサンティアゴ・ヒメネスに先制ゴールを許し、さらに前半アディショナルタイム9分にもペナルティキックをヒメネスに決められ2点ビハインドでハーフタイムへ。後半に入って選手交代とシステム変更で一層の攻勢に出たものの、やはり1点が遠く、逆に終盤の89分に途中出場の上田綺世にカウンターから決定的な3点目を決められ、0-3で敗れた。
試合後、現地メディアの取材に応じたバイエルンのヨシュア・キミッヒは、試合を振り返って以下のように語った。

「順位は嘘をつかない。今の僕らはトップレベルのチームではないということを認めなければならない。強いチームはこういう試合に負けてはいけない。僕らにはまだ何かが欠けている」(ドイツ紙『Bild』より)

「僕らは間違いなく多くの課題をそのままにしている。それについての兆しは、ブンデスリーガでのヴォルフスブルクやホッフェンハイムとの試合でも既に見えていた。彼らとの試合でも多くの危ない場面を作られ、逆に僕らは自分達のチャンスを活かせなかった。そういうことをしていたら、チャンピオンズリーグの舞台では罰を受けることになる」

バイエルンは、29日にリーグフェーズ最終節でスロバン・ブラチスラと対戦する。数字の上ではまだ8位圏内浮上の可能性を残しているが、カウンター対策やゴール前の崩しといった部分には早急に修正を行う必要がありそうだ。

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