CLリーグフェーズで3敗目のバイエルン 現地紙はキム・ミンジェを酷評「ほぼずっと弱点だった」

バイエルンのキム・ミンジェ photo/Getty Images

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またしても背後をつかれて失点

22日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節でフェイエノールトと対戦し、0-3で敗れた。

アウェイゲームながら序盤からゲームをコントロールしていたバイエルンだったが、21分にカウンターから失点すると、さらに前半アディショナルタイム9分にもペナルティキックから2点目を奪われて0-2でハーフタイムへ。

後半に入っても守備を固めたフェイエノールトの前にゴールを奪えず攻めあぐねていると、逆に89分にこの日途中出場の上田綺世にカウンター攻撃から3点目を決められ、トップ8入りのために負けられなかった試合を0-3で落とすことになった。
試合後、ドイツ紙『Bild』はバイエルンの各選手のパフォーマンスとヴァンサン・コンパニ監督の采配を6段階評価(1が最高、6が最低)で採点した記事を掲載。2失点目のペナルティキックの原因となったファウルを犯したラファエル・ゲレイロとコンパニ監督を最低点の評価点6とし、さらにセンターバックのキム・ミンジェにも評価点6を与えるとともに以下のような寸評を加えている。

「1失点目の際に致命的なミスをした。ロングボールに対する目測を誤り、ゴールを決めたサンティアゴ・ヒメネスを走らせてしまった。序盤の15分間でヘディングによって危ない場面を2回しのいだが、ほぼずっとチームにとっての弱点だった」

これでバイエルンはリーグフェーズではアストン・ヴィラ戦(0-1)、バルセロナ戦(1-4)に続く3敗目となったが、3試合ともハイラインの裏のスペースをつかれて失点しているという点では共通している。この部分について、キムや他の守備陣に対してさらなる修正を加えない限り、チャンピオンズリーグでの上位進出は難しいかもしれない。

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