鈴木彩艶はもう“隠れた逸材”ではなくなった 日本代表GKが欧州ビッグクラブの守護神になる時がくるか「マンUは格安で獲得するチャンス逃した」

パルマでプレイする鈴木彩艶 photo/Getty Images

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ビッグクラブが注目する存在に

昨夏にベルギーのシント・トロイデンからイタリアのパルマへ移籍して半年。パルマのゴールを守る日本代表GK鈴木彩艶の評価は上昇を続けている。

最近もマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーといったプレミアの名門からの関心が噂されていて、マンUではアンドレ・オナナ、チェルシーではロベルト・サンチェスに時折ミスがあると指摘されている。どちらも実力者ではあるが、今後両クラブがGK獲得へ力を入れる可能性は十分にある。

英『Daily Mirror』はその中で鈴木に再度注目しているが、マンUは2023年にも鈴木へ関心を示していた。当時は無名に近かったかもしれないが、パルマでの活躍から評価は上がっている。同メディアは獲得の絶好の機会を逃したかもしれないと取り上げる。
「ユナイテッドは2023年に鈴木を格安で獲得するチャンスを逃し、今では鈴木の移籍金は4000万ポンド程度まで急騰している。鈴木はユナイテッドに行けばチャンスが限定されると考えてパルマを選んだようだが、その判断は正解だったようだ。パルマは鈴木を守護神に据えるべく850万ポンドで獲得し、ここまで広く印象に残るパフォーマンスを見せている。18カ月前にユナイテッドが獲得に近づいていた鈴木は、もう隠れた逸材ではなくなったのだ」

「パルマは鈴木の移籍金を4000万ポンドに設定しており、少なくとも残り1シーズンは手元に残しておきたい考えのようだ。ユナイテッドは今も鈴木の成長を注視しているようだが、彼の移籍金は2023年にユナイテッドが用意していた額の8倍となっている」

鈴木もまだGKとして完成されたわけではないが、パルマで着実に成長しているのは確かだ。移籍を急ぎすぎる必要はないだろうが、ビッグクラブでプレイする準備は整いつつあるのではないか。

果たして今後争奪戦に発展していくのか。日本代表GKが世界的名門でプレイする日は確実に近づいている。

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