今季CL得点数「9」でトップのレヴァンドフスキ 「この勝利は、今後に向けてとても重要なものになるだろうが……」

今季CL得点ランキングトップに立つレヴァンドフスキ photo/Getty Images

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バルセロナが終盤に逆転勝利

バルセロナは現地時間21日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第7節でベンフィカと対戦。バルセロナが5−4で勝利した。

ベンフィカのホーム乗り込んだバルセロナは前半2分にベンフィカに先制を許しながらも、13分にFWロベルト・レヴァンドフスキがPKを沈めて追い付く。しかし22分に背後へ蹴り込んだフィードのボール処理でDFアレハンドロ・バルデとGKヴォイチェフ・シュチェスニーが交錯。このこぼれ球を回収したFWヴァンゲリス・パヴリディスが決めてベンフィカが再びリードすると、30分にはPKで同選手が決めてハットトリック達成。その後65分に相手GKアナトリー・トルビンの低空のフィードを手前にいたFWハフィーニャがヘディングで跳ね返し、思わぬ形から1点を返すが、68分にDFロナルド・アラウホのオウンゴールにより再び2点リードされる。それでも77分にレヴァンドフスキがPKを決めて1点差に詰め寄ると、87分にはDFエリック・ガルシアのゴールで追いつき、後半アディショナルタイムにはハフィーニャが決めてバルセロナが乱打戦を制した。

この試合で2本のPKを成功させたレヴァンドフスキ。『Opta』によれば、レヴァンドフスキがチャンピオンズリーグの舞台で通算19本目のPKを成功させており、この記録はFWクリスティアーノ・ロナウドが持つPK最多得点の記録に並んだという。また、今季チャンピオンズリーグで9得点を記録しており、現時点で得点ランキングトップに立っている。
そんなレヴァンドフスキは試合後のインタビューで「今日の試合はクレイジーだったよ」とコメント。「僕らは勝ったしそれが大事なことだと思う。ベンフィカの3ゴールはプレゼントゴールだった。常に相手より1点多いのはいいことだが、もっと守備的にプレイすることを学ばなければならない。攻撃面でも足りないものがあるが、相手は4-4のとき、そこから5-4にする機会もあった。そこに冷静さと経験が欠けている。今は楽しむが、明日は今日より何ができるかを考える必要がある」と試合を振り返った。

これでバルセロナは決勝トーナメント進出となる8位以内が確定。「最後までプレイしなければならない。この勝利は今後に向けてとても重要なものになるだろうが、今後より良くなるために分析する必要がある。プレイオフに行かないことが重要で、今シーズン2月にあと2試合というのはクレイジーだ。この期間は普段は時間がないようなトレーニングができるからね」と気を引き締めながらもラウンド16へ進出したことを喜んだ。

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