5月に開催予定とされているライアン・ガルシアの再起戦 クルスが辞退し、元WBA世界スーパーライト級王者のロメロに決定

ガルシア戦は王者に返り咲くため負けれらないロメロ photo/Getty Images

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対戦相手変更も余裕のコメントを投稿したガルシア

プロボクシング元WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシアの再起戦の対戦相手、元WBA世界スーパーライト級王者のイサック・クルスが、この対戦を辞退したようだ。

ガルシアの再起戦は、サウジアラビア総合娯楽庁のトゥルキ・アラルシク長官が、5月に米国で開催することを自身のSNSで発表しており、当初はクルスが対戦相手とされていた。ガルシア本人も自身のSNSで今回の対戦相手変更に反応し、「ピットブル(クルスの愛称)が試合を辞退したのは驚きではないけど、今度はロランド・ロメロという美味しいエサにありつけるね」とコメントを投稿している。

ロメロは、戦績16勝(13KO)2敗の元WBA世界スーパーライト級王者で、元WBA世界ライト級暫定王者でもある強豪ボクサー。キャリアで喫した2敗は、ライト級で戦ったジャーボンテイ・デービスと、スーパーライト級で戦ったクルスによるもの。いずれもタイトルマッチでKO負けを喫し、王座陥落した。ロメロはその後、再起戦で2024年9月にマヌエル・ハイメスと対戦し、WBAインターコンチネンタルスーパーライト級王座を手にし、5月にガルシア戦となる。
この5月の一戦は、彼が再びWBA世界スーパーライト級王者に返り咲くためにも絶対に勝利したいところ。ドーピング違反からの再起戦であるガルシアと、両者共に負けられない激戦となること必至だ。

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