遠藤航はリヴァプールの“ミルナー役”となった 絶賛される460分の貢献「プレイする時間が短くても、彼はインパクトを与えてくれる」

リヴァプールでプレイする遠藤 photo/Getty Images

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複数タイトルを狙ううえでは欠かせない存在

ここまで全コンペティションを合わせてもプレイタイムは460分と決して多くないが、MF遠藤航はリヴァプールにとって重要な存在であり続けている。

そのほとんどは途中出場で、21日に行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第7節のリール戦にも後半途中から27分間出場。チームの2-1勝利に貢献した。

リヴァプール専門メディア『Empire The Kop』は遠藤が常に全力を尽くしてくれる貴重な選手であり、様々なポジションをこなしてくれると評価。その貢献度を以前リヴァプールでプレイしたMFジェイムズ・ミルナーと重ねている。
「遠藤はリヴァプールのスタメンには遠い存在かもしれないが、だからといって彼が重要ではないという意味ではない。ミルナーがクラブを去った時、チームには困った時に助けてくれる多才で経験豊富な選手がいなくなってしまったように感じられた。指揮官アルネ・スロットにとって、その役割に遠藤がフィットしてくれたのは非常に幸運だ。遠藤は守備的MFだけでなく、センターバックでもチームを助けられることを示している。たとえピッチ上でプレイする時間がどれほど短くても、彼はインパクトを与えてくれる」

出場時間の少なさから不満を露わにする選手も少なくないが、遠藤はプレミア首位を走るリヴァプールで黙々と自身の役割をこなしている。今後のFA杯などでは先発の機会もあるはずで、複数タイトルを狙っていくには遠藤の存在が欠かせない。

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