ハリー・ケインはスランプに陥っているのか 流れの中から点が取れていないバイエルンのエース

バイエルンのハリー・ケイン photo/Getty Images

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PKを除けば約2カ月無得点

22日(現地時間)に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節でバイエルン・ミュンヘンはフェイエノールトと対戦し、0-3で敗れた。

失点の形が全てカウンター攻撃からだったため、攻守の切り替わった場面での守備対応が課題として指摘されているが、その一方で幾つもの決定機を作り出しながら結局無得点に終わった攻撃陣の決定力不足も敗因として挙げるべきだろう。

特に気になるのがエースストライカーのハリー・ケインだ。同選手は42分に右サイドからの折り返しに合わせてゴール正面でシュートを放つも相手選手にブロックされて得点を決められず、さらに68分にもゴール前で左足でシュートを放ったがこれも相手選手に当ててしまいゴールならず。ビッグチャンスをものにすることが出来なかった。
ドイツ紙『tz』によれば、ウインターブレイク明け以降ブンデスリーガでは第16節ボルシアMG戦と第17節ホッフェンハイム戦で1ゴールずつを記録しているケインだが、この2ゴールはいずれもペナルティキックによるもので、実はケインは昨年11月22日に行われた第11節アウクスブルク戦を最後に試合の流れの中からゴールを決めていない。CLに関して言えば、10月23日のバルセロナ戦(1-4)でのゴールが最後の得点となっている。

今シーズンも既に公式戦24試合出場で22ゴールとストライカーとして期待通りの結果を出していることは間違いないものの、シーズンが佳境に差し掛かってくるこの時期にケインがスランプに陥っているとしたら、バイエルンとしては非常に大きな痛手となるだろう。

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