CLプレイオフ進出決定も、古橋退団ならセルティックに大ダメージだ 「CLでの成果を大きく損なうものになる」

セルティックでゴールを量産してきた古橋 photo/Getty Images

続きを見る

シーズン半ばの流出は痛手だ

22日に行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第7節でヤングボーイズを1-0と撃破し、プレイオフラウンド進出を決めたセルティック。

しかし、現在はFW古橋亨梧の仏レンヌ移籍が近づいているとされており、セルティックサポーターは複雑な思いではないか。CLプレイオフラウンドを決めたのに、シーズン途中に最前線を張る古橋がチームを去るとなれば衝撃が大きい。

セルティック専門サイト『Read Celtic』も売却の判断は受け入れられないとのスタンスで、今回の話題を嘆いている。
「ヤングボーイズ戦の偉大な功績についてではなく、チームのエースストライカーの売却案についての話があることは不満だ。トップストライカーを手放すとなれば、CLでの成果を大きく損なうものになる。古橋はヤングボーイズ戦で得点こそなかったが、3度ネットを揺らすなど決定的な瞬間を見てきた」

「ジョタが戻ってくるとの噂もあり、それは歓迎すべきものだ。しかし古橋が去るなら、代わりの選手を用意しなければならない。アダム・アイダ、ジョニー・ケニーというたった2人のセンターフォワードだけでCLプレイオフを戦うことをサポーターは容認しないはずだ。新しいストライカー獲得のコストを削減すべく、前田をセンターフォワードへ移すプランもあるが、冬の市場閉幕までの時間は興味深いものとなりそうだ」

英『BBC』も「ただ得点を決めるというだけでなく、ここぞの大一番でゴールを決めてきた古橋の穴を埋めなければならない」と古橋の功績を高く評価していて、穴埋めは簡単ではないとの見方を示す。

セルティックにとってCL決勝トーナメント進出は悲願であり、プレイオフも万全の状態で戦いたい。それが古橋退団となれば、ダメージは避けられない。それはサポーターが望んでいない形での戦いとなるが、果たしてセルティックは冬の市場でどう動くか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.301 好調クラブ戦術解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ