「これまでは誰もがエティハドに来て、後ろに下がっていた」 もうシティ相手に怖気づくチームはいない?ペップが語る対戦相手の変化

頭を悩ませるペップ・グアルディオラ photo/Getty Images

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5連覇はほぼ不可能か

ペップ・グアルディオラ監督就任以降、白星を重ね多くのタイトルを獲得してきたマンチェスター・シティ。プレミアリーグでは直近の4シーズンすべてで優勝しており、今季は前人未到の5連覇が期待されたシーズンだった。しかし、チームの中心人物であるロドリ含め複数選手の負傷、主力の高齢化、不調と多くの出来事が重なり、昨季までとはまったく別のチームになってしまっている。

『BBC』ではペップ監督が今季の不調を振り返り、対戦相手が以前ほどシティを怖がらなくなり、よりプレッシャーをかけてくるチームが増えたと分析している。

「これまでは誰もがエティハド(マンチェスター・シティのホームスタジアム)に来て、後ろに下がっていた」
「私が初めてマンマークを目にしたのはカーディフのニール・ウォーノックだったが、今では誰もがそうしている」

「(どのチームも)エデルソンかシュテファン(・オルテガ)にプレッシャーをかけてくる。それに適応し、ボールをうまく扱わなくてはならない。そうでなければ、チャンピオンズリーグの出場権は得られない」

3冠を達成した22-23シーズンと比べ、今季は後方からのビルドアップがうまくいっていない。ペップ監督が言うように多くのクラブがシティに勇気を持ってプレッシャーをかけるようになっており、ロドリを欠くシティはそれに対応できなくなっている。

高齢化が進むスカッドを変えるためシティは20歳のアブドゥコディル・フサノフ、19歳のヴィトール・レイス、25歳のオマル・マルムシュを今冬に移籍市場で獲得している。肝心のMFの補強はまだだが、この3選手はプレミアリーグ第23節チェルシーでのメンバー入りが濃厚とされており、チーム状況を好転させられるきっかけとなるのだろうか。

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