春の選抜高校野球の出場32校が決定! 大阪勢は98年ぶりに出場校ゼロ

高校野球の聖地甲子園球場 photo/Getty Images

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21世紀枠には壱岐と横浜清陵が選出

3月18日に開幕する第97回選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が24日に開かれ、出場全32校が決まった。

昨年の秋の地区大会の成績などを参考にした一般選考では、昨年の選抜大会で優勝した健大高崎(群馬)や、昨秋の神宮大会優勝校の横浜(神奈川)などが順当に選出。特に注目が集まった近畿地区では、昨秋の近畿大会優勝校の東洋大姫路(兵庫)、準優勝校の智弁和歌山、市和歌山(和歌山)、天理(奈良)が選出、5校目には8強勢で検討し、初戦で大阪桐蔭を接戦の末に破った滋賀学園、6校目には同じく初戦で大阪の強豪、履正社に逆転勝ちした滋賀短大付(共に滋賀)を選出。これまで選抜優勝回数12回と輝かしい成績を残してきた大阪勢が1927年以来98年ぶり2度目となる不在が決まった。

また21世紀枠には壱岐(長崎)と横浜清陵(神奈川)が選出。選出理由として壱岐は離島というハンデがありながらも昨秋の九州大会で8強入りしたことが高く評価。横浜清陵も激戦区といわれる神奈川で昨秋に公立校として唯一8強入りしたことが評価され、ここ数年で何度も準々決勝に進出しており県立高校の中で安定した成果をおさめていることで選出された。
今大会初出場校が21世紀枠を含めて6校選出。埼玉の浦和実業、千葉黎明、滋賀短大付、沖縄のエナジックスポーツ高等学院、壱岐、横浜清陵でいずれも春夏通じて初の甲子園。また最多出場は高松商業(香川)の29回となっている。

組み合わせ抽選会は3月7日に行われ、18日に開幕。休養日を含めて13日間の日程で行われる。

以下選出された全32校

・北海道 1枠
 東海大札幌 

・東北 3枠
 聖光学院
 青森山田
 花巻東

・関東・東京 7枠 (神宮大会枠含む)
 横浜 
 健大高崎 
 浦和実業
 千葉黎明
 山梨学院 
 二松学舎大付 
 早稲田実

・東海 3枠
 大垣日大
 常葉大菊川
 至学館

・北信越 2枠
 敦賀気比 
 日本航空石川

・近畿 6枠
 東洋大姫路
 智弁和歌山
 天理 
 市和歌山
 滋賀学園 
 滋賀短大付

・中国 2枠
 広島商
 米子松蔭

・四国 2枠
 明徳義塾
 高松商

・九州 4枠
 沖縄尚学
 エナジックスポーツ高等学院
 西日本短大付
 柳ケ浦

・21世紀枠 2枠
 横浜清陵 
 壱岐 

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