「投入したのは間違いだった」とレドナップ氏がペップを批判 ミスから失点献上も立ち直ったフサノフには「良くなった」と擁護

ほろ苦いデビュー戦となったフサノフ photo/Getty Images

シティデビューを飾ったフサノフ

前半戦の不調もあって冬の移籍市場ではすでに3選手を獲得したマンチェスター・シティ。プレミアリーグ第23節チェルシー戦ではさっそく、DFアブドゥコディル・フサノフとFWオマル・マルムシュが起用され、3-1の逆転勝利を飾った。

試合自体は白星を挙げて勝ち点3を獲得してトップ4に戻ってこられたものの、フサノフにとってはほろ苦いデビュー戦となった。

シティはいつもと変わらず[4-3-3]のシステムを採用。フサノフは右CBとしてピッチに立った。すると、3分にバックパスの処理を誤り、チェルシーに先制点をプレゼントしてしまう。続く4分には自身のパスミスから奪われたボールを取り返すべくタックルを選択するも、このプレイでコール・パーマーを倒してしまい、イエローカードを提示されてしまう。

それでも、その後はベルナルド・シウバをはじめとした味方のサポートがあり、試合の中で立ち直ることができた。ビルドアップ時のパスは自信のなさが感じられるものの、パススピードと見えている場所は問題なく、肝心の守備では後半にノーファウルでニコラス・ジャクソンからボールを奪っており、序盤のミスを除けば悪くないデビュー戦だったといえる。

『Manchester Evening News』では元リヴァプールのジェイミー・レドナップ氏と元チェルシーのガリー・ケーヒル氏が、ほろ苦いデビュー戦となったフサノフを擁護するコメントを残している。

「昨季ならこれは簡単な仕事だっただろうが、今季はずっと難しく、今日のような環境に彼(フサノフ)を投入したのは間違いだった。彼はこの失敗から学ばなければならない。それでも、将来的にみるとこの失敗は彼の助けになるはずだ。最初のミスのあと、彼は良くなった」(レドナップ氏)

「若い選手だった頃の私も同じだった。落ち着いてからは、良いブロックを何回かしていたと思うよ。フットボールはジェットコースターのようなものだ。彼は若い選手だし、これが最後ということでもないだろう」(ケーヒル氏)

レドナップ氏、ケーヒル氏ともにミスのあとに立ち直ることができたフサノフを称賛している。どうしても初戦は緊張してしまうが、その後は冷静さを取り戻しており、チームに貢献することができていた。

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