バイチェティッチは今冬武者修行先を変更? ラス・パルマスが現在リヴァプールと交渉中

ザルツブルクにレンタル中のバイチェティッチ photo/Getty Images

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今シーズンはザルツブルクへレンタル移籍中

現在リヴァプールからオーストリアのザルツブルクにレンタル移籍をしている20歳MFステファン・バイチェティッチは今冬武者修行先を変える可能性があるようだ。

2022年8月に17歳でリヴァプールのトップチームデビューを飾ったバイチェティッチ。昨シーズンは怪我の影響もあり、トップチームでの出場が3試合に留まった同選手は、プレイ時間を確保するために今シーズンはザルツブルクへ武者修行にでている。

ザルツブルクでは公式戦18試合に出場しているものの、プレイ時間は890分に留まっており、思うように出場時間を確保できていない。そのため、リヴァプールは今冬に同選手を呼び戻し、他の武者修行先を探す可能性があると報じられていた。
そんななか、スペイン『MARCA』によると、現在ラス・パルマスがバイチェティッチ獲得に向けてリヴァプールと交渉しているという。ラ・リーガで15位につけるラス・パルマスは降格圏と3ポイントしか離れておらず、今冬に中盤の選手を補強し、順位を上げていきたいと考えている模様。また同メディアは夏に同クラブがリヴァプールとプレシーズンマッチを行ったことから、両クラブ間の関係は良好であると主張しており、これが交渉の際に有利になる可能性があると報じている。

まだこの交渉がレンタル移籍か完全移籍なのかは明らかになっていないようだが、アルネ・スロット監督はレンタル移籍に出す前に「プレイ時間を得ることができれば、我々にとって非常に重要な選手になりうる」とバイチェティッチについて語っており、長期的な戦力になる可能性があることを示唆していたため、完全移籍の可能性は低いと考えられている。

長期の怪我から復帰し、今は安定したプレイ時間を得て成長することが求められるバイチェティッチだが、今冬に動きはあるのか。


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