ローマと2026年まで自動契約延長が決まったディバラ しかし残存する1200万ユーロの契約解除条項、それが今後のキャリアにどう左右するか?

アルゼンチン代表ではW杯制覇を経験したディバラ photo/Getty Images

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以前、CL優勝の夢を語っていたディバラ

先日、ローマとパオロ・ディバラとの契約が2026年6月までに更新された。ところが依然として1200万ユーロの契約解除条項が残っている点について注目されている。

元々、ローマとディバラとの契約には、2024-25シーズンに一定数の試合に出場すれば契約が自動的に1年延長される条項があった。ディバラは、今シーズンここまでローマが不調に苦しみ、クラウディオ・ラニエリ監督就任によって復調しつつある現在まで、チームに欠かせない存在として活躍し、セリエAとヨーロッパリーグで計24試合に出場。その結果、契約が自動更新されていた。

ただ『Football Italia』や、移籍情報に詳しいサッカージャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、残存している契約解除条項について触れ、来シーズンもディバラの活躍がローマで見られるとは限らないことを報じている。
当然、ディバラほどの能力の高い選手は、他のクラブからも関心が寄せられること可能性は大いにある。それに以前、ディバラ本人がチャンピオンズリーグ優勝の目標を明かしており、その夢実現が狙える強豪クラブへ移籍するチャンスがあれば、その決断を下すかもしれない。

ローマとしても、やっとの思いで軌道修正しつつある中で、クラブの中心的存在のディバラを失うことは大きな痛手を被るだろう。果たして今後、ローマとディバラの関係はどのような経過を辿るのか、またディバラはどんなキャリアを歩んでいくのか、引き続き注目していきたい。

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