ドルトムントに悪夢の1-7敗戦からセルティックは立ち直った CLプレイオフを勝ち取った粘り「改善すべき点が多々あると分かった」

ドルトムントに7失点大敗を喫したセルティック photo/Getty Images

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あのドルトムント戦以降は負けがなく

チャンピオンズリーグでプレイオフ進出を決めたセルティック。選手たちの実力も称賛されるべきだが、何よりも評価されるべきは地獄のような敗北劇から立ち直ったメンタリティだろう。

今季のCLは第1節こそSKスロヴァンを5-1で撃破するスタートを切ったが、第2節ではドルトムントに1-7のスコアで敗れている。昨季のファイナリストであるドルトムントに実力の差を見せつけられることになり、やはりセルティックは今季もCLで勝てないのかと落胆したサポーターも多いはず。

しかし、結果的に黒星はあの1つだけだ。第3節のアタランタ戦では必死に守ってスコアレスドローへ持ち込み、そこからも何とか勝ち点を重ねてきた。地元紙『Daily Record』によると、セルティックFWニクラス・キューンはプレイオフでどのチームと対戦しても大丈夫と自信を見せていて、ここまで立ち直ったチームに満足感を示している。
「もちろん(プレイオフは)楽しみだよ。対戦する可能性がある素晴らしいチームはいくつもある。僕たちはかなり良いスタートを切ったけど、その後のドルトムント戦で改善すべき点が多々あると分かった。それでもその後の5試合ではポイントを獲得してきたのだから、プレイオフ進出に値すると思う。尊厳を取り戻すことが重要だったんだ。あの日はドルトムントにとって最高の1日だったろうけど、僕たちにとっては最悪だった。それでも僕たちは戦い続け、このレベルで何が出来るかを示してきた。アタランタ戦は大きかったね。攻撃力のあるトップレベルのチームを相手に、素晴らしい仕事をして無失点に抑えたからね」

プレイオフでも厳しい戦いが予想されるが、粘り強く守ればチャンスはくるはず。そうしたシチュエーションは今回のリーグフェーズでも経験済みであり、決勝トーナメントへの扉を開けるか注目される。

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