WBO世界バンタム級王者、武居由樹は5月に横浜でリングに復帰か 夢の那須川天心とのタイトルマッチに向け負けられない2度目の防衛戦

武居のボクシング戦績は10戦全勝8KO photo/Getty Images

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昨年末、武居の右肩負傷で防衛戦が中止に

WBO世界バンタム級王者の武居由樹が、5月にリングに復帰するようだ。

武居が所属する大橋ジムの大橋秀行会長は、5月28日に横浜BUNTAIで予定している大橋ジム主催興行で、武居の防衛戦を実施する予定であることを明らかにした。

武居は2024年5月に、井上尚弥対ルイス・ネリ戦の前座でジェイソン・モロニーを判定で破り、WBOバンタム級のベルトを獲得した。その後、比嘉大吾戦で初防衛に成功すると、2024年12月24日に開催予定だった井上対サム・グッドマン戦の前座で2度目の防衛戦を戦うはずだったが、右肩の負傷で棄権していた。
『BOXING SCENE』によると、5月に予定されている試合の対戦相手は、武居が昨年末に戦う予定だったユッタポン・トンデイになる見込みだ。

2025年2月24日には、現在、WBO世界バンタム級7位の那須川天心対ジェイソン・モロニーとの試合が予定されており、仮に那須川が勝てば武居とのタイトルマッチへの道がまた一歩近づくことになる。

武居と那須川は、共にボクサーに転向する前はキックボクシング界の大スターだった。その当時から両者の対戦を期待する声が多かったものの、実現しなかった因縁がある。もしボクシングでの対戦が決まり、しかもタイトルマッチとなれば、ボクシングを含め格闘技の歴史に残る試合となることは間違いない。そのためにも5月には、武居に是非とも2度目の防衛を果たしてもらいたい。

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