「ペップに話したとき、それはあまり心地よい会話ではなかった」 今冬ミランへの移籍を決断したK・ウォーカーがシティ退団を振り返る 「これは私が望んでいたチャンスだった。直感的にそう感じた」

マンCから今冬ミランへレンタル移籍するウォーカー photo/Getty Images

レンタル移籍にでミランへ

今冬、ACミランへのレンタル移籍が決まったマンチェスター・シティのキャプテン、カイル・ウォーカーが今回の移籍を振り返っている。英『Daily Mail』など複数メディアが入団会見の様子を伝えた。

2017年にトッテナムからシティへ移籍してきたウォーカー。クラブの黄金時代を築いたペップ・グアルディオラ監督のもと、不動の存在としてチームを牽引し、数々のタイトル獲得に貢献してきた。昨シーズンからはキャプテンマークを任されていたが、今シーズンはコンディション不良により安定したパフォーマンスを見せることができず、批判の的となっていた。

約7年半のシティでのキャリアを終え、買取オプション付きのレンタル移籍でミランへ加入することとなったウォーカー。退団についてペップと話した時や移籍の決断に至った経緯など、今回の移籍騒動を振り返っている。

「ペップに話したとき、それはあまり心地よい会話ではなかった。それはお互いに敬意を抱いているからだと思う。マンチェスター・シティで彼が勝ち取ったものは、私も勝ち取った。彼が私がロッカールームにもたらすもの、私が作り出す雰囲気を理解していると信じたい」

「シティは私の家族だった。コックから清掃員、用具係、理学療法士まで。私は皆から好かれ、皆が溶け込めるように手助けしていたと思う。でも、そこではうまくいっていなかったし、サッカーを十分にプレイできていなかった。ミランではもう少しプレイできればと思っている」

またウォーカーは移籍を望んではいたが、適切なクラブが見つからなかった場合、シティに残って全力を尽くすつもりだったとも付け加えた。

「マンチェスターに残ることもできたし、もし彼らが私の移籍を認めなかったら契約を守っただろう。それが私という人間だからだ。しかし、結局のところ、『よし、何か違うことに挑戦してみよう』と思うような挑戦に行き着く」

「海外に移籍しなかった元選手たちとたくさん話したが、彼らは移籍しておけばよかったと言っていた。もしビッグクラブでなかったら、シティに残っていたと思う。断れないクラブは限られている。これは私が望んでいたチャンスだった。直感的にそう感じた」

34歳となり、衰えも指摘されるようになったウォーカーだが、新天地でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。


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