リヨンがフォンセカ氏を後任監督に指名か かつてリールを率いた時代には、上位に定着させた実績を持つ

リールでは45勝19敗26分の好成績を収めたフォンセカ監督 photo/Getty Images

リーグ・アン復帰か

オリンピック・リヨンは、今シーズン途中までミランの監督を務めていたパウロ・フォンセカ氏に関心を寄せているようだ。

そのフォンセカ氏は、今シーズンが始まる前にミランの監督に就任。しかし、セリエA、チャンピオンズリーグ、コッパ・イタリアで24試合を指揮し、12勝6敗6分と期待された成績を収めることができず、わずか約半年の在任期間で、12月30日に解任されていた。

そんなフォンセカ監督だが、『Football Italia』によると、ピエール・サージュ監督の解任を発表したオリンピック・リヨンが後任に彼を指名する予定だという。サージュ前監督は、昨季はリーグ・アンで最下位に沈んでいたチームを6位にまで引き上げる手腕を見せ、今季はさらなるチームの成長を期待されていたが、クラブが財政難に苦しむ中、リーグ・アンで8勝5敗6分の6位、ヨーロッパリーグではリーグフェーズ突破を決めていたものの、2025年になって公式戦6試合1勝しかできずに解任されてしまった。

フォンセカ氏にとっては、ミランを率いる以前に2022年から2024年までリールの指揮官をしていた。今回、リヨンの監督就任が決定すればリーグ・アン復帰となる。リール時代のように再び実績を残すことができるか注目だ。

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