ザグレブのカンナヴァーロ監督が、CLで対戦するミランのコンセイソン監督について懐古 「セルジオは聡明な若者」「こんなタフな指導者になるとは思っていなかった」

現役時代、イタリア代表としてW杯を制覇したカンナヴァーロ監督photo/Getty Images

パルマ時代の同僚

ディナモ・ザグレブは、日本時間1月30日にチャンピオンズリーグでミランと対戦する。そのザグレブのファビオ・カンナヴァーロ監督が、パルマ時代のチームメイトでもあるミランのセルジオ・コンセイソン監督について語り、話題を集めている。

カンナヴァーロ監督が彼について話したのは、『UEFA.com』のインタビューでの一幕。まず「私たちは常に素晴らしい関係を築いてきた」と語り、互いに良好な間柄であることを明かした。

続けてコンセイソン監督とチームメイトだったパルマ時代のことを振り返り、「パルマでは、私はチームのキャプテンで、新しい選手たちが慣れるのを手伝わなければならなかったので、後から加入したセルジオとは多くの夜を一緒に過ごした」と述べ、続けて「セルジオは聡明な若者で、間違いなく素晴らしいプロフェッショナルだった。しかし、彼がこんなにもタフな指導者になるとは思っていなかった。でもミランではすぐにトロフィーを掲げることができたし、元チームメイトの活躍を見ることができて本当にうれしい」 と語った。

彼が語る通り、カンナヴァーロ監督は1995年から2002年までパルマに所属し、コンセイソン監督が2000年に加入してきた時には、既にチームの主力として活躍していた。コンセイソン監督は、わずか1シーズンでインテルへと移籍してしまったが、そんな短い期間でも印象に残る時間を過ごしていれば、チャンピオンズリーグでの両者の対戦は、特別な想いが込められる試合になるかもしれない。

果たしてこの両クラブの戦いは、次に両者の間にどんなドラマを生み出すのか注目だ。

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