バレンシア戦後、バルセロナ指揮官が称賛したのは“出場していない”MFガビ? そのワケとは…… 「私はガビの姿勢が大好きだ」

フリック監督とガビ photo/Getty Images

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当初は交代出場する予定だったが

ラ・リーガ第21節でバレンシアと対戦し、7-1の大勝を飾ったバルセロナ。バレンシアを相手に圧巻の強さを見せつけたバルセロナだが、指揮官のハンジ・フリックが試合後、称賛したのはこの日出場していないMFガビだ。スペイン『MUNDODEPORTIVO』などがその理由を説明している。

フリックは残り15分の段階で、この日ベンチスタートとなったガビをピッチに投入しようとしたが、最終的に投入されたのはパブロ・トーレ。この出来事をフリックは説明したが、ガビが自分ではなく同選手の投入を勧めたようだ。

「私が最も感動したのは、最後の15分でガビを起用しようとして彼と話したときのことだ。彼は『いや、パブロ・トーレを起用してくれ』と言ったんだ。これは信じられないことだ。素晴らしい。選手たちが互いにどれほどの絆でつながっているのかがわかる。監督にとっては信じられないほど素晴らしいことだ。私はガビの姿勢が大好きだ。そして、あのタイミングで彼がそう言ったことは素晴らしい」
リーグでは少し苦戦していたバルセロナだったが、再び勢いに乗ることが期待されるような勝利を飾ったことはチームとしても大きいだろう。首位レアル・マドリードとは7ポイント差をつけられているが、ここから追い上げを見せることはできるだろうか。


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