寺地対ユーリ阿久井の統一戦が3月に決定 同日には京口対オラスクアガ、岩田の防衛戦とトリプル世界戦を実施

鋭いジャブから連打を得意とする寺地 photo/Getty Images

注目の日本人対決

WBC世界フライ級王者の寺地拳四郎とWBA世界フライ級王者ユーリ阿久井が、3月13日に両国国技館で王座統一戦を行うようだ。

また同日には、寺地対ユーリの対戦を含めトリプル世界戦が行われる予定。一つは元世界2階級制覇王者京口紘人がWBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガに挑戦し、もう一戦はWBO世界ライトフライ級王者岩田翔吉は同級2位のレネ・サンティアゴとの初防衛戦に臨む。

日本人対決となる寺地とユーリ。互いの印象について寺地は「フィジカルもパンチも強い」と述べ、ユーリは「我慢比べの試合になる。KOを目指す」と意気込みを語った。寺地はこれに勝って4団体統一も見据えていると明かした。

京口はこれまでミニマム級とライトフライ級のベルトを獲得してきた。オラスクアガに勝てばフライ級でも戴冠し、3階級制覇王者となる。京口は相手の印象について「フィジカルもパンチもタイミングもよくて、すごく素晴らしいチャンピオン」と評価。強敵相手に、これまで培ったボクシング技術で立ち向かう。

そして初防衛に臨む岩田は、相手のサンティアゴに対して「後半にボディーで倒したり、スタミナもスピードもある」としっかり分析。現在の自分については「フィジカルもスタミナも強化できて、凄く強くなっている実感がある」と自信を口にした。

果たしてトリプル世界戦は、どのような戦いとなるのか。ボクシングファン必見の一日となるに違いない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.301 好調クラブ戦術解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:ALL SPORTS

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ