昨季プレミア19ゴールだったフォーデンはなぜ今季出遅れたのか 「体がいつもの調子ではなく、それに対処しないといけなかった」

マンCでプレイするフォーデン photo/Getty Images

今季は12月まで得点生まれず

昨季はリーグ戦だけで19ゴールを挙げるなど、絶好調だったマンチェスター・シティMFフィル・フォーデン。しかし今季は開幕からコンディションが整わず、パフォーマンスレベルも上がってこなかった。今季のリーグ戦初ゴールは12月21日のことだ。

チームも調子を大きく崩しているが、フォーデンは心身共になかなか100%の状態になれなかったと語る。昨夏はイングランド代表で臨んだEURO2024もあり、疲労はかなりのものがあったはずだ。

「試合数、移動を含め、体には負担がかかる。トレーニング中から100%の調子にならなくて、ちょっとした痛みもあった。サッカーは好きだから試合には出たい。だからこそイライラすることも多かったよ。100%の調子でプレイできていない時、それを受け入れるのは本当に難しいんだ。特に僕は頭でサッカーをプレイするから、頭やメンタルが疲労していると本来の姿ではなくなってしまう。体がいつもの調子ではなく、それに対処しないといけなかった。それが今季のスタートが遅れた理由だと思う」(『Manchester Evening News』より)。

最近は調子が上がっており、リーグ戦得点数も7点まで伸びてきた。フォーデンの浮上とともにマンCの調子も上向いており、ここから巻き返しの時間だ。

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