グヴァルディオルはペップ・シティで万能DFへなりつつあるのか 「ペップが望むならどのポジションでもプレイする」

マンCで中心人物になりつつあるグヴァルディオル photo/Getty Images

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攻撃面ではシティの武器に

マンチェスター・シティでプレイするクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオル(23)はペップ・グアルディオラが望むのであれば、どこのポジションでもプレイできる準備があるという。

2023年夏にライプツィヒからやってきたグヴァルディオルはCBとして起用されることが予想されていたが、ペップは同選手と左SBとして重宝している。昨シーズン、グヴァルディオルは公式戦42試合に出場しているが、そのうち32試合が左SBでの起用に。シーズン序盤は慣れないポジションに戸惑っている様子も見られたが、シーズン後半には攻撃面での才能が開花。左SBで出場した32試合で5ゴール2アシストをマークしている。

2年目を迎えた今シーズンはディフェンスラインに怪我人が続出していることもあって、最初からCBでプレイしたり、途中からCBにポジションを移すこともあるが、グヴァルディオルの左SBはシティにとって大きな武器になりつつある。特に攻撃面での貢献が大きく、今シーズンは引いた相手へのミドルシュートだけではなく、ゴール前でアタッカーのようなドリブルや絶妙なタイミングでの飛び出しなども見せるようになった。
今シーズンはここまで公式戦32試合で5ゴールを記録しており、グヴァルディオルはペップ・シティの得点源の1人となっている。シティ加入後、万能DFとして着実な成長を見せるグヴァルディオルだが、監督からの要望があればピッチ上のどこであっても喜んでプレイする準備があるという。

「私はいつでもプレイできるし、彼(ペップ)が私に望むポジションでプレイする準備はできている。センターバックでもウィングバックでもね。監督も大変だと思う。私は何度も言ったが、私はディフェンダーだ。私の仕事はゴールを守ることだ」

「もし自分が相手のゴール付近にいるとしたら、ゴールを決めてチームを助けるために全力を尽くすつもりだ。 ボールを持ってプレイするのが好きなんだ。ただ高い位置にいると、戻って守備をするのが難しいこともある」

「これは昨シーズンにも見られた。ほぼライン際で、背後のスペースを攻める。これは私にとって馴染み深いものだ。ここ数週間、(チェルシー戦で)我々は何かを変えなければならなかった。それが監督の考えだったし、うまくいったと思う。明日、(クラブ・ブルージュ戦で)彼が何を準備してくるか見てみよう」(シティの公式より)

日本時間の30日の早朝5時にCLリーグフェーズ第8節クラブ・ブルージュ戦を控えているシティ。プレイオフに進出するためには勝利が絶対条件で、シティにとっては負けられない試合となる。新加入選手の影響もあり、直前のチェルシー戦ではようやくペップ・シティらしい試合を見せたが、その勢いを今回の試合でも見せられるか。


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