ロナウドの復帰、カゼミロの獲得よりも…… 米紙が選ぶ過去5年間でのプレミアリーグ最悪の補強とは

レンタルでレアル・ベティスに加わったアントニー photo/Getty Images

呼び寄せた張本人もユナイテッドを去っている

24-25シーズンの冬の移籍市場も終盤に差し掛かっており、残り数日となっている。

『espn』はこのタイミングで過去5年間の移籍市場でプレミアリーグの各クラブが実施した補強を調べ、最も効果のなかった、失敗の獲得は誰だったのかを独自の視点でランキング付けしている。

ここで不名誉な1位に選ばれてしまったのが、マンチェスター・ユナイテッド(現レアル・ベティス)のアントニーの獲得だ。

アントニーはアヤックスで評価を高めたレフティで、2022年にエリック・テン・ハーグ前監督の後を追う形でユナイテッドに移籍している。その際の移籍金は総額で1億ユーロといわれている。

しかし、加入から現在までプレミアリーグで62試合に出場するも5ゴール3アシストと期待に見合う数字は残せておらず、今冬の移籍市場では出場機会を求めてレンタルでレアル・ベティスに移籍している。

同メディアはクリスティアーノ・ロナウドの復帰やカゼミロの獲得など、近年のユナイテッドのミスともいえる補強を挙げているが、それよりもアントニーの獲得は失敗だったとしてランキングの1位に選出されている。今季の前半戦もほとんど出番は与えられておらず、高額な移籍金の回収はほぼ不可能といえるだろう。

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