ジミー・バトラーがマイアミ・ヒートから今月3度目の出場停止処分 大型トレードは実現するのか

ヒートに所属するジミー・バトラー photo/Getty Images

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今年のトレードデッドラインにおいて、最も大きなトレードの中心となるのはやはりこの男だろう。2019年にマイアミ・ヒートへ加入してからチームカルチャーの中心的選手を担ってきた35歳のジミー・バトラーは、チームから5試合以上の無期限出場停止処分が下された。

ヒートはバトラーへの処分について、練習の途中退席をはじめとする「チームのルールを無視し、チームに有害な行為に及び、意図的にサービスを提供しないというパターンが続いたため」と発表。加えて、『ESPN』のボビー・マークス氏によると、今月で3度目の出場停止処分に加えて罰金も科されるだろうとしている。

こうした”エース”バトラーの問題行動の背景にはチームでの待遇面での不満や移籍願望からだとされているが、今冬のトレードをヒートが望む場合、4880万ドルの年俸がネックになるだろう。また、バトラーは今オフでフリーエージェントとなることからトレードを実現させるにしても他球団からは足元を見られたトレードとなるのは間違いない。

現役NBA選手の中でもトップクラスにストイックでありながらも、その性格が問題視されてきたスターはどこでそのキャリアを終えるのか。少なくともそのチームがヒートではないことは確かだろう。

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