絶好調ロケッツの実力はやはり本物か 昨季王者セルティックス撃破でウェスト2位をキープ

ロケッツとジェイレン・グリーン(左)とアメン・トンプソン(右) photo/Getty Images

続きを見る

今季のサプライズチーム

ヒューストン・ロケッツは昨季王者のボストン・セルティックスを相手に114-112で勝利をおさめた。これでロケッツは現在イースト1位のクリーブランド・キャバリアーズとの2連戦から3連勝となっている。

今季のサプライズチームを聞かれれば、ロケッツと答えるNBAファンは多いだろう。42分間出場して33得点10リバウンド4アシストを記録した2年目のアメン・トンプソンの活躍は見逃せない。また、アルペレン・シェングン、ジェイレン・グリーンといった若手と、この試合で36得点を挙げたディロン・ブルックスやフレッド・バンブリードをはじめとする経験豊富な選手の化学反応がロケッツを現在31勝14敗のウェスト2位という成績に押し上げている。

やはりその強みは何といってもトランジションやオフェンスリバウンドで発揮される豊富な運動量だ。アスレチックなプレイで攻守にわたって活躍するアメン・トンプソンらの活躍によって優勝候補と目されるチームから勝星をここまで何度ももぎ取ってきた。
今季はキャバリアーズ、セルティックスをはじめ、MVP候補のシェイ・ギルジャス・アレキサンダーの所属するオクラホマシティ・サンダーや二コラ・ヨキッチ率いるデンバー・ナゲッツが優勝候補とみられてきたが、もしかしたらロケッツによる”大物喰らい”がプレイオフでも見られるかもしれない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.301 好調クラブ戦術解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:ALL SPORTS

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ