ドルトムントの新監督はニコ・コバチ氏に決定! 元日本代表MF長谷部氏の恩師にチーム再建を要請

監督就任が決まったニコ・コバチ氏 photo/Getty Images

昨年3月からフリーだった

ニコ・コバチ氏がボルシア・ドルトムントの監督に就任することが決まった。

ドルトムントは、21日(現地時間)に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節ボローニャ戦に1-2で敗れて公式戦4連敗を喫すると、ヌリ・シャヒン監督を成績不振を理由に解任。ユースチームで指揮を執っていたマイク・トゥルベルク氏を暫定監督として昇格させるとともに、新監督探しを進めていた。

こうした中、昨シーズン途中でヴォルフスブルクの監督を退いた後はフリーになっていたコバチ氏が有力候補として浮上し、先週にはドルトムント幹部がコバチ氏と直接会って監督就任を要請。当初は今シーズンまでの契約を提示したドルトムントと長期契約を希望するコバチ氏との間に隔たりがあったものの、ドイツ紙『Bild』によればその後の交渉によって2026年までの契約で両者は合意に達したという。

29日に行われたCLリーグフェーズ最終節シャフタール・ドネツク戦後にドルトムントのマネージングディレクターであるラース・リッケン氏は現地メディアの取材に応じ、以下のようにコメントした。

「我々は基本合意に達した。彼は今週日曜日から指揮を執り、土曜日まではマイク・トゥルベルクがチームの活動を取り仕切る。彼に暫定監督を任せたのは正しい判断だったと思っているし、土曜日のハイデンハイム戦でも良い結果が出ることを願っている。そして、その後はニコが引き継ぐ」(ドイツ紙『Bild』より)

コバチ氏は、現役時代はクロアチア代表やバイエルン・ミュンヘンで活躍し、引退後は指導者に転身。2016年3月にはフランクフルトの監督に就任し、元日本代表MF長谷部誠氏らを指導し、2017-18シーズンには同クラブをDFBポカール優勝に導いている。翌2018-19シーズンにはバイエルンの監督に就任してブンデスリーガとDFBポカールを制し、シーズン二冠を達成している。

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