バイエルンMFゴレツカは今季限りで退団か クラブ幹部が契約延長しない方針を本人に伝達

バイエルンのレオン・ゴレツカ photo/Getty Images

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出場機会減少もチーム屈指の高給取り

バイエルン・ミュンヘンのレオン・ゴレツカの今シーズン限りでの退団が濃厚となっている。

2018年夏にシャルケからバイエルンに加入して以降、同クラブの中心的存在として活躍してきたゴレツカだが、今シーズンは台頭著しいアレクサンダー・パブロビッチやフラムから移籍してきたジョアン・パリーニャにレギュラーポジションを奪われて開幕直後から出場機会が減少していた。

こうしたことに加えて、バイエルンにとって人件費の抑制が急務になっていることもゴレツカの去就に影響を与えているようだ。
ドイツ紙『Sport Bild』によれば、現在バイエルンに所属している選手たちの年俸総額はおよそ3億4000万ユーロ(約550億円)。今後ジャマル・ムシアラと破格の条件での契約延長が予定されていることもあって、この年俸総額をバイエルンの首脳陣は3億ユーロ(約484億円)まで下げようとしていて、そのための人員整理の一環としてチーム屈指の高給取りであるゴレツカを放出することにしたという。

同紙は、既にバイエルンのマックス・エバール取締役がゴレツカに対して、2026年6月末までとなっている同選手との契約を延長する意思はクラブにはなく、今年夏に他のクラブから獲得オファーがあれば放出する方針であることを通知したとも伝えている。

ゴレツカをめぐっては昨年夏にもアトレティコ・マドリードやナポリが獲得に関心を示し、移籍の可能性が取り沙汰されていた。今回バイエルンが放出の意思を明確にしたことで、今年の夏に再び同選手の動向に大きな注目が集まるのは必至だろう。

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