デル・ピエロ氏、ベンフィカに敗れた古巣に対し「監督だけの責任ではない」と心配…… クラブの支援を呼びかけ「団結する必要がある」と語る

長きに渡りユヴェントスの10番を背負ったデル・ピエロ氏 photo/Getty Images

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プレイオフに回る

アレッサンドロ・デル・ピエロ氏は、古巣であるユヴェントスがCLリーグフェーズ第8節のベンフィカ戦に敗れ、クラブ全体の団結を呼びかけた。

この試合、ユヴェントスは63%のボール支配率を記録しながらも、要所で見せた相手の見事なプレイになすすべなく0−2でポルトガルの強豪クラブに完敗した。この黒星で、ユヴェントスはリーグフェーズ20位でフィニッシュとなり、ノックアウトフェーズ進出をかけてプレイオフを戦うことになる。

この試合を解説したデル・ピエロ氏は、「ユベントスの敗北は痛手だ。彼らはボールを保持していたが、あまりチャンスを作れず、最終的にベンフィカは見事な動きで得点した。ユヴェントスは、いい動きはあったが、質が足りなかった。明らかに何かが欠けている」と心配を口にした。
そして古巣を思う気持ちからだろう。「クラブも支援を提供しなければならない。監督だけの責任ではない。ユベントスは脱出路を見つけるために団結する必要がある」と、現在のチーム状況だけでは、かつてのような成功が難しいことを示唆した。

ユヴェントスは今後、プレイオフでセリエAのライバル、ミランとオランダの強豪PSVのどちらかと対戦する。デル・ピエロ氏は、プレイオフでイタリアのクラブ同士が対戦しないことを望んでいるようだ。その注目の抽選会は、1月31日に行われる予定だ。

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