2位で決勝トーナメント進出のバルサ ラウンド16で PSGやベンフィカらと対戦する可能性に「この大会で優勝することは簡単なことではない」

2位通過には満足しているハンジ・フリック監督 photo/Getty Images

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アタランタと引き分ける

バルセロナは現地時間29日に行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第8節でアタランタと対戦。2−2の引き分けに終わった。

すでに決勝トーナメント進出を決めているバルセロナ。試合は後半から動き、47分にラミン・ヤマルのゴールで先制すると一度は追いつかれてしまうが、72分にCKからロナルド・アラウホの得点で勝ち越し。しかし79分にマリオ・パシャリッチのゴールで追いつかれるとその後はそのままスコアは動かず、2-2の引き分けに終わり、首位リヴァプールがPSVに敗れたこともあり逆転で首位に浮上する可能性もあったが、結果的に6勝1分1敗で2位通過となった。

この結果に指揮官のハンジ・フリック監督は満足を示していた。試合後のインタビューにて「素晴らしい哲学を持った素晴らしいチームと対戦した。アタランタは今日、とても良いプレイをした。ガスペリーニは素晴らしい仕事をしている。チームにとっても、クラブにとっても、ファンにとっても大成功だった」と語ったがそれとは裏腹に「守備面を改善しなければならない」と反省点も指摘していた。
決勝トーナメント進出を決めていたバルセロナは、次にプレイオフに進出したPSG、モナコ、ブレスト、ベンフィカのいずれかと対戦することが決まっている。フリックは「次の試合のことを考えるのはいいことだよ。次のラウンドはタフなものになるだろうけど、ハードワークして準備するよ」と語り「この大会で優勝することは簡単なことではないが、我々は懸命にプレイし競い合うつもりだ。リヴァプールのように好調なチームもあるが、どんなことでも可能性はある」とベストを尽くすことを誓った。

バルセロナは今回のリーグフェーズにてモナコ、ブレスト、ベンフィカと対戦している。またPSGは昨シーズンの決勝トーナメント準々決勝でも対戦しており、ファーストレグでは3-2で勝利したが、ホームで迎えたセカンドレグで1-4と逆転負けを喫し4強入りを逃した。今回ラウンド16で当たる可能性のあるこの4つのチームは全て因縁の相手であるために、どこがバルセロナと対戦するのか注目が集まる。

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