「悪夢のようなデビュー」 アーセナルGKネトのデビュー戦は散々な内容 試合勘のなさを露呈

デビュー戦で苦戦したネト Photo/Getty Images

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ラジャの代役としては厳しいか

アーセナルはチャンピオンズリーグ、リーグフェーズ第8節でジローナと対戦。先制点を奪われながらも2点を返し、2-1と勝利。3位で決勝ラウンドへのストレートインを決めた。

この試合でいくらかのターンオーバーを試みたミケル・アルテタ監督。GKのポジションもそのひとつで、正GKのダビド・ラジャに代わって昨夏ローンで獲得したネトが起用された。アーセナルでのデビュー戦となったネトだったが、その出来は散々なものに終わってしまった。

ネトは最初から緊張していたのか、バックパスされたボールの処理に戸惑い、あわやボールを奪われそうに。失点のシーンでは中途半端にボックス外にポジションを取っていたところを突かれ、アルノー・ダンジュマにゴールを許してしまう。ネトはボックス外にもかかわらずシュートに手を出してしまっており、もし触れていればカードは免れなかった。
『THE Sun』は「悪夢のようなデビュー」「イーサン・ヌワネリに感謝すべき」と、ネトのプレイにチーム最低評点の「4」を与えた。『Evening Standard』のレーティングでも「4」。『Daily EXPRESS』は「3」を与え、「初めてのボールタッチは悪夢に近いものだったが、ブラジル人選手はそこから何も学ばず、頭に血がのぼってゴールラインから無人地帯へと突進し、ダンジュマに簡単に打ち負かされた」と酷評している。

GKからビルドアップすることを前提としたアーセナルの戦術から考えるに、ラジャの代役としてはあまりにも頼りない姿を見せてしまったネト。今季ここまで実戦に出ておらず試合勘のなさを露呈した形となったが、もしラジャが負傷したらと考えると不安は大きいか。


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