ジェラード監督、3度目の挑戦は“1年半”で幕 アル・イテファク退任が決定 「サッカーは予測不可能で、時には思い通りにいかないこともある」

アル・イテファク退任が決まったジェラード監督 photo/Getty Images

今シーズンは12位に沈む

アル・イテファクは30日、スティーブン・ジェラード監督との契約を双方合意のもとで解除したことを発表した。

現役引退後、指導者に転身したジェラードは2018年5月にレンジャーズで監督キャリアをスタート。20-21シーズンには無敗で10年ぶりのリーグ優勝に導くなど結果を残した。その後、2021年11月にジェラードはアストン・ヴィラの監督に就任するも、思ったような成績は残せず。2022年10月に解任され、2023年夏よりサウジアラビアに活躍の地を移した。

ジェラード率いるアル・イテファクは昨シーズン最終的に6位でフィニッシュしたが、今シーズンは現在12位。降格圏とは5ポイントしか離れていない。そんななか、今回は双方合意のもと契約を解除。ジェラードにとって監督としては3クラブ目の挑戦だったが、1年半で幕を閉じる形となった。

ジェラードはアル・イテファク退任にともない、下記コメントを残している。

「私が在籍している間、この機会とサポートを与えてくれたクラブ、選手、ファン、関係者全員に感謝の意を表したい。特に特にサメル会長、ハマドCEO、そしてフットボール委員会のハティム氏に感謝している。初めて来た日からサメルさんとハティムさんに温かく迎え入れてもらい、異なる文化を持つ新しい国で働く機会を得られたことに感謝している。全体的に多くのことを学び、個人的にも家族にとってもポジティブな経験となった」

「しかし、サッカーは予測不可能で、時には思い通りにいかないこともある。それでも私はこのクラブと国に対して大きな敬意を抱いて去っていく。現在行われている取り組みが将来成功をもたらすことは間違いない。そしてチームの残りのシーズンの成功を心から願っている」(『Mirror』より)

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