勝利に導いたのは3人の若き逸材 アカデミー組の大活躍にトッテナム指揮官も大満足「クラブにとって素晴らしい夜であり、誇りに思うべき」

トッテナム3点目を決めたムーア photo/Getty Images

最終的に4位でラウンド16進出

ELリーグフェーズ第8節でエルフスボリと対戦し、3-0で勝利を飾ったトッテナム。ラウンド16へのストレートインを決めたこの試合で躍動したのはアカデミー出身の若き逸材たちだ。

この日ゴールを決めた3人はいずれもアカデミー出身の選手。先制点は20歳のデーン・スカーレット、2点目は19歳のダモラ・アジャイ、そして3点目は17歳のマイキー・ムーアがマークした。スカーレットは66分より、アジャイは81分から出場したが、アンジェ・ポステコグルー監督の期待に応える活躍を見せた。

またデータサイト『Opta』によると、ムーアのこのゴールは17歳172日で記録したものとなり、ヨーロッパの主要大会で得点を挙げた最年少のイギリス人選手に。1957年にジミー・グリーブスが樹立した記録(17歳245日)を破ったという。トッテナムアカデミー出身の3選手によるゴールで勝利したことに、指揮官ポステコグルーも大満足しているようだ。

「今夜の試合はメイド・イン・トッテナムだったと言ったところだ。クラブにとって素晴らしいことだし、今夜は興奮して眠れないアカデミーのコーチや選手もいるだろう。正直に言うと、今夜も、そして今シーズンを通しても、若い選手たちに頼らざるを得ないだろうということは、ある程度わかっていた」

「私は彼らが本当に良くやったと思った。チーム全体が良くプレイしたが、ゴールを決めた3人だけではなく、若い選手たちがインパクトを残す必要があった。チームには18歳の選手も数人いて、彼らがチームを牽引してくれている。クラブにとって素晴らしい夜であり、アカデミー全体が誇りに思うべきことだ」(英『BBC』より)

主力選手に怪我人が続出し、プレミアリーグで15位に沈むトッテナムには最近ネガティブな話題も多かったが、アカデミー出身の若き逸材たちの躍動はクラブにとっていい影響を与えるだろう。


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