メイヌーが新たな役割で躍動 マンU若き至宝のベストポジションは10番か 「彼はそこで試合の流れを変えることができる」

1G1Aを記録したメイヌー photo/Getty Images

ELで1ゴール1アシスト

ELリーグフェーズ第8節でFCSBと対戦し、2-0で勝利を飾ったマンチェスター・ユナイテッド。最終的にリーグフェーズを3位で終え、ストレートインでラウンド16進出を決めた。

そんなこの試合で抜群の存在感を見せたのがMFコビー・メイヌー(19)だ。この日いつもとは違う2列目で起用されたメイヌーは10番の役割で躍動。より高い位置でプレイすることとなったメイヌーは60分にディオゴ・ダロトへの絶妙なクロスでアシストを記録すると、その8分後には自らもゴールを決め、この日1ゴール1アシストを記録した。

ユナイテッドのOBであり元ウェールズ代表のロビー・サヴェージ氏は『TNT Sports』にて「メイヌーは10番が個人的には彼にとってのベストポジションだと思う。10番として狭いエリアにいるときこそ、彼が一番力を発揮できる場所だと思う」と語っており、より高い位置でプレイした方がメイヌーの良さが生きると語っている。

またメイヌーを2列目で起用した指揮官のルベン・アモリムも同選手のパフォーマンスを称賛しており、今後もそのポジションで起用することを示唆した。

「コビー・メイヌーはこのポジションで非常に良いプレイをした。より自由にプレイでき、守備の責任も少なかった。彼はペナルティエリアに近かった。彼はとてもテクニカルで、そこで試合の流れを変えることができる。だから彼にとっては良いポジションだと思う。これからが楽しみだ。でもコビーが少しずつ試合を楽しんでいるのを見て、私はとても嬉しい。彼はもっと上手くなれる」

「彼は時々リカバリーを気にして、守備をしようとしている。そして、私は彼が努力していることはわかっている。今日はコビーが試合をより楽しんでいるように感じた。私はそれが本当に嬉しい。選手たちはよくやった。もっと得点しないといけないが、我々は仕事をやり遂げ、障害を避けることができた」(英『Sky Sports』より)

アモリム新体制に代わり、誰をどのポジションに置くのがベストかを試行錯誤している最中にはなるが、メイヌーは10番のポジションで地位を築けるか。


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